受講レビュー
・科目名 基礎特講(文学の楽しみ方)
・教員名 長谷先生
・受講時期 2019年度後期メディアスクーリング
私が過去受講したメディアスクーリングの中で最も勉強ぽくなかった科目です。もはや科目と言っていいのかもわからんレベルです(ディスってません)
まず概要を説明すると、タイトルの通り「文学を楽しもう!」という授業です。
おっとりっした感じの口調の先生が、文学の楽しみ方や人生における文学の意義を先生なりの観点でお話ししてくれます。シラバスにありますが「知識としての理解」だけでなく「感動を伴った理解」が到達目標ですので、何かを学ぶ・修得するという性質の講義ではなく、文学の入り口に立つ我々がどのようにしてその道を進んでいくことができるのか?という点で先生が導いてくれる、そんな内容です。
最初の3講くらいは先生と先生の師匠との対談です。
正直言うと私はこの対談に関しては何度か意識を飛ばしてしまいました(先生本当にごめんなさい、他のメディスクと比べて平和すぎるので安心して眠気が…)
法政大学の名誉教授だそうで、権威ある方のようです。
その後は先生が取り上げた題材を紹介してもらいながら様々な作品に触れます。私はもともと読書が好きなので、単純にこの授業が面白かったです。それを期待して受講しましたしね。
趣旨からしても勉強という感じではなく趣味的なので、何も苦しくないですし小テストも1問しかありませんでした(授業を聞いていれば100%分かります)
なおかつ、文学作品のみの取り扱いかと思っていたら、画家やミュージシャンなどの取り扱いもあり、そのバックボーンにも触れながら話が進むので、今まで興味を持ったこともない作品に触れることができ、楽しかったです。
紹介された本は実際に借りて個人的に読みましたし、画家の作品に関してはそれまで全く知らなかったのに偶然にも仕事のお客さん(美術好き)と話が合い、思わぬ収穫があり驚きました。自分の趣味嗜好では永遠に知ることはなかっただろうと思うと、単に専門知識を得る事だけでなくこういう学びもあるのだと、大学での学習がいっそう素晴らしいものに思えました。(なんだか今日はまじめな私)
中間試験
リポート試験です。授業の内容を基に参考文献を使って調べました。題材が題材なので、楽しかったです。
期末試験
上記同様です。難易度は高くないですし、作品も著名な方の者なので文献探しも困らなかったです。
評価
・結果→合格(2単位修得)
・評価→S
まとめ
授業時間も短いですし(たしか)、他の科目と明らかに異質ですので興味を持てる方にとっては楽しい授業だと思います。他の科目も詰まっている時にはこのような科目があると息抜きになるので、助かります。文学好きは是非受けてください!
以上、アンニョン。