受講レビュー
・科目名 総合特講(グローバル現代史)
・教員名 鶴見先生
・受講期間 2020年度後期メディアスクーリング
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レジュメにもありますがイスラム国を中心としたテロ問題やそれを取り巻く世界情勢、現代の大国について学ぶ科目です。
恥ずかしながらイスラム国や9.11の事件については一般的にニュースで取り上げられている事実関係のみしか知識がなく、一体どのような世界情勢の中このような事件が起こってしまったのか、また9.11以降の世界がどのように展開しているのかなど体系的な理解がありませんでした。そこで大学の授業であるという意識は皆無のまま、一般教養として受講してみました。
授業の構成としては最初に現代史を理解する上での時代区分や大国の定義などの説明のあと、具体的な事例の検討に入っていく形です。
授業時間は比較的短く平均50分くらいだったと思います。
レジュメはありますが枚数は少なく、ほとんどが先生の口頭説明です。そのためボーッとしているとレジュメを見ただけでは授業内容を全て把握することは困難ですので、なるべく集中して聴くことをお勧めします。
はい。何度もボーッとしていて後からなんじゃこれとなった証拠ですね。(笑)
私は普段聞き取り能力に自信がないので再生スピードを上げないのですが、今回は受講の科目数も多かったためいくつか再生速度を1.5倍にしていました。グローバル現代史は先生の話がかなりゆっくりなので、私でも聞き取れました!
教科書がなく少ないレジュメが頼りなので先生の話をよく聞いて必要な情報は書き込むとテストのとき楽だと思います。
また併せて取っていた国際法総論は話が重複するところもありより体系的に学ぶことができました。一つの知識で二つの科目が学習できるのはかなり効率的なので法学部の方はこの組み合わせが良いかもしれません。
中間試験
中間試験はリポートでなく小テスト形式のテストです。各回の小テストから抜粋して出るので、難易度は高くないです。
しかし先ほども言ったように何も書き込みのないレジュメを見返しても答えが載っていないものも多いので、先生の話をある程度メモするか視聴ごとにきちんと覚えておく必要はあります。
期末試験
設題は変わるかもしれませんが、今回は学習した事例の検討や知識の披露と言った問題ではなく、学習した内容を踏まえて自分が現代社会において検討したい国際問題を論じるといった形式でした。
授業内容を扱ったものも可とはなっていましたが、私は答えがある物より今後展開していくものの方が書きやすいと思い、新型コロナ感染症について書きました。かなりタイムリーな内容なので文献の精査は必要でしたが、自分自身理解しておく必要のある話でしたのでかなりためになりました。
その際、参考にした書籍が以下の2点です。今回は内容が最新すぎるので書籍を購入して取り組みました。学習とは関係なくとてもオススメできる書籍ですので普通に読んでみて欲しい!!1冊目は世界で今も尚起きている内戦と国際平和のために日本が果たすべき役割について詳しく論じられています。2冊目は新型コロナの基礎的な情報から各国の感染対策、日本の政策の裏側など様々な情報が簡潔にまとまっています。日頃ニュースでやっていることを追っているだけだと点の集合体でしかないですが、これを通読したら全てが線でつながり理解が深まりました。思いがけずコロナに詳しくなった(笑)
内戦と和平 現代戦争をどう終わらせるか (中公新書 2576) [ 東 大作 ]価格:968円 (2021/3/2 08:55時点) |
新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ (中公新書 2625) [ 黒木 登志夫 ]価格:1,034円 (2021/3/2 08:56時点) |
とにかく私『学校の勉強』と言う感じでその場限りの知識としてしまうのが時間の無駄だしもったいないと思っているので(というかその為だけに頑張れない笑)、生活する上で自分が知りたかったことや先につながる教養と思える事柄を積極的に履修してます!(^^)!
同じような方は、この科目お勧めです!
評価
・結果→合格(2単位修得)
・評価→A+
まとめ
普通に一般教養としてオススメします。日本は戦争がなく頭で理解していてもどこか平和ボケしているところがありますが、受講後は差し迫った問題として現代のリアルな情勢が分かるようになりました。ニュースを見ていて分かる内容が増えましたし、理解したいけどどんな風に勉強したらいいか分からなかったような話が授業で聞けるので個人的にはお得でした。
授業時間が長くないので集中して聴きやすいのもいいですね!内容に興味のある方は是非受講してみてください!
以上!アンニョン。